長年に亘り、建築業で大きな課題とされている“建設残土”。

全てが他の建設工事で有効活用される訳では無く、行き場を失った建設残土は山間部等で不適切な対処の末放置される。

そしてまさに、この可哀想な残土達による流出や崩壊等での生活環境への影響が大きな課題となっているのだ。



何処にも誰にも必要とされない、行く当てのない残土。

そんな可哀想な残土を、“私でも何か出来るのでは?”“残土だけに収まらず資源の循環について見直してみたい”そんな誰かのきっかけになりますようにと願いを込めて。



全くの新しいものに変えてしまわず、残土の表情はそのまま、

“残土が少し化けただけ”という思想を大切に。